来瑠未堂の連載も、いよいよ最終話。最後は、このお店をつくってきた人たちを紹介します。
山田さん|プロジェクト統括
来瑠未堂プロジェクト全体のまとめ役です。
施工の段階では、建物の設計と内装デザインを同時に進めていました。それぞれの担当からいい提案が次々に出てきて、「どちらの案も捨てがたい……」と毎回悩んだそうです。話し合いを重ねて、両方のいいところを生かして完成したのが今の来瑠未堂。あちらを立てて、こちらも立てる。来瑠未堂の骨組みは、山田さんの調整力で支えられています。
宮野さん|副責任者・運営担当
山田さんを支える副責任者として、来瑠未堂の仕組みづくりを担当しています。運営フローの構築、スケジュール管理、発注、業者さんとのやりとり、書類、備品まで。開店準備に必要なことは、だいたい宮野さんを通っています。
運用フローを回す上で欠かせない社内調整に苦慮しましたが、お店が少しずつできあがっていく様子と、「お菓子工房でつくったお菓子がおいしかったこと」に幾度となく救われたそうです。
これから楽しみなのは、善光寺という特別な場所で、近隣のお店の皆さまと一緒に商売をしていくこと。そして「くじけそうになりながらも、ぎりぎりで踏ん張ってきたみんなが、この立上げを乗り越えた先でどう成長していくか」です。
福田さん|お菓子担当
来瑠未堂のお菓子全般を担当しています。
ずっと向き合っているのは、クルミッチェルのキャラメル。固くするのは簡単ですが、柔らかすぎると外に流れ出てしまいます。それでも「できるだけ柔らかく仕上げたい」と、今も改善を続けています。隠れたイチオシは「くるみりんごどら焼き」。りんご餡はりんごから炊き上げ、皮はもちもちです。
店内にいるりすのぬいぐるみは、「100人のお客様に『かわいい』と言ってもらえたら、商品化を考えたい」とのこと。見かけたら、ぜひ声に出して言ってあげてください。
小松さん|店舗運営担当
契約まわり、パッケージの校正、採用、そしてお店運営のかじ取りを担当しています。
新しい業態だったので、一から決めていく毎日。「つくることの大変さを学んだぶん、形になったときの達成感もすごかった」と振り返ります。山田さんと一緒に店内の樽をペンキで塗ったのが、いい思い出とのこと。
おわりに
担当も立場もばらばらな4人ですが、話を聞いていると共通していることがひとつあります。それは、みんな来瑠未堂のことが大好きだということ。
来瑠未堂の立上げには、ここで紹介したメンバーの他にも本当に多くのスタッフが関わっています。その全てのスタッフの総力をかけて完成したお店で、皆さまをお待ちしています。連載「来瑠未堂ができるまで。」を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。